大学病院の医師転職TOP >> 大学病院の医師転職の基礎 >> 大学病院の医師の仕事内容の特徴
大学病院の医師の仕事は、どのようなものがあるのでしょうか。まず、大学病院は一般の病院と同じように医療機関です。一般の病院と同じように診療が主な仕事になります。大学病院の医師の場合、一般的には外来診療を週に1回程度、半日から丸一日行います。地域にある一般的な病院は、その地域に住む患者が診療に訪れます。
しかし大学病院の外来の場合、体調が悪くなったからといって診療に行くということはありません。大学病院の場合は地域にある他の病院から紹介された患者を受け入れて診療を行います。そのため、外来には多くの地域から様々な症状の患者が訪れます。大学病院は他の病院に比べて医師の人数が多いと言われていますが、外来患者の数も症例もそれだけ多いために外来診療は多忙と言えるようです。
それに加えて入院患者の診療もあります。大学病院は多くの病床数を持っています。様々な症状の入院患者がいるため、当番制の当直がとられます。
また、大学病院の医師の特徴と言えるのが外勤業務です。週に平均で1日から2日程度、大学病院内での診療の他に、それぞれの診療科で提携している病院などへ派遣され診療業務をこなします。地域の病院などで、「〇曜日は○○大学の〇〇先生が診療を行います」というのを経験したことがあると思いますが、外勤業務がこれに当たります。
また、大学病院の医師は研究も主な業務としています。外来や入院患者の様々なデータを集め、カンファレンスや症例の研究会を定期的に行います。その臨床研究で得られた情報をまとめながら、論文を作成していきます。
また、一般の病院では治療が困難な難病患者の診療も行います。大学病院では上で述べたように診療と研究の2つの機能を併せ持っています。そのため、難病患者に対して抗がん剤など国内では未承認の薬を限られた患者に投与し、その薬の安全性や有効性を調べるという業務も行います。
そして大学病院の一番の特徴と言えるのが、教育ではないでしょうか。大学病院には、医学部生や研修医などを育てるという役割を担っています。そのための教育に関する業務が発生するという特徴を持っています。大学病院の医師は教授や准教授、講師、助教がいます。これらの人々は医師であると同時に大学の教員でもあります。医学部の講義を担当し、講義用の資料を作成するなどの業務が発生するのです。
また、病院実習での指導も行います。大学病院は卒業生など研修医の研修の場でもあります。外来診療を行う場合に研修医を同席させたり、病棟の研修で研修医の指導を行ったりします。
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