大学病院の医師の転勤・異動

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大学病院の医師の転勤・異動

一般の会社には転勤や異動が存在します。では、大学病院の医師には転勤や異動といったものはあるのでしょうか。大学病院には、医局というものが存在します。一般の会社には〇〇局や〇〇部などが存在し、局長や局次長、部長などの役職があります。その下に課長や係長などのポストがあり、一つのグループを形成しています。医局と言うのは、一般の会社にある、この部局のようなものだと考えるといいかもしれません。教授を筆頭にして、研究室ごとのグループを形成するのが、一般的な医局と言われているようです。

この医局に所属していると、30代から50代の前半にかけての期間で転勤や異動が発生してくるようです。大学病院には、関連の施設や傘下の病院などがあります。大学病院を一般企業の本社だと考えると、関連施設や傘下の病院は支社や子会社に当たります。所属している医局に関連のある施設や病院があれば、そこへ転勤や異動をすることがあるようです。

転勤や異動の目的は、若手にキャリアを積んでもらい経験を深めていくのが主なものです。しかし、大学病院や医局の規模が大きくなると、それだけ多方面に関連の施設や傘下の病院があります。転勤や異動の範囲もそれだけ大きくなると言えるようです。例えば東京に本院を置く大学病院でも、関連の研究施設が北海道にあったり、傘下の病院が九州にあったりということも。一般的にはたくさんの経験を積ませたい若手の医師を遠くの施設へ、ある程度ベテランになると勤務経験のある施設や本院に近い病院などへ転勤することが一般的なようです。

経験やキャリアなどステップアップのための転勤や異動ですが、そう容易な場合ばかりではないようです。一般的に地方へ行くにしたがって人手不足は顕著になります。そのため都市部に本院を置く大学病院から県外や地方への転勤や異動というものが発生します。また、大学病院に所属していれば大学病院の職員という立場ですが、民間の病院への勤務になれば民間人です。また、国立病院に勤務すれば公務員という位置づけになりますので、公的手続きが必要になります。転勤する病院によって立場が変わるために、必要な手続きで手間がかかる場合が発生してくるようです。また、転勤や異動のたびに一旦退職扱いになるようですので、退職金の積み立てが一般の企業に比べて薄くなってしまう懸念があるようです。

ですが近年では、医局の上下関係や人事異動を嫌がって、医局に入らず病院と直接労働契約を結ぶ医師も増えてきているようです。転勤や異動をどう捉えるかじっくり考える必要がありそうです。

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